口コミで人気の医療用ウィッグ 自分に合った医療用かつらの見つけ方

治療中より治療後の方がウィッグをつける期間が長い

 
抗がん剤治療で髪の毛が抜けた後、どの程度で髪が生えてくるのでしょうか?
平均的には、脱毛が始まって1年~1年3ヶ月程度でベリーショートの状態に戻ります。
抗がん剤治療の間は、頭皮に刺激となるヘアカラーやトリートメントなど、美容室で行われる施術は中止となります。
治療が終わった後も、美容室に行くかどうかは主治医に相談してからが良いでしょう。
そのため、治療中だけでなく終わった後もしばらくは、医療用ウィッグを活用しておしゃれを楽しむ方がほとんどです。
治療が終わってからは、価格が安い通販で複数の医療用ウィッグを購入し、色々な髪型を試してみるのもお勧め。新しいあなたを発見する良い機会になるかも知れません。
 

医療用ウィッグの寿命はどのくらい?

ウィッグを毎日使う場合の寿命は、およそ1年~1年半程度と言われています。
お手入れによって多少前後しますが、洋服や靴と同じようにいくら上質なものでもある程度で交換することが必要です。
化学繊維の毛髪の場合はドライヤーやコテは使用できませんが、人毛は使用できます。
しかし使い過ぎてしまうと毛髪の傷みが進み、希望のスタイルをうまく再現できなくなってしまいます。
また、ドラッグストアなどで売っている洗浄力の強過ぎるシャンプーを常用すると、傷みが早くなります。
熱いお湯で洗い流すのも避け、25度から30度くらいのぬるま湯ですすぎましょう。
保管場所にも注意が必要で、窓際など直射日光が当たるところに置くと毛髪が傷んだりカラーが落ちたりしてしまいます。また、湿気も大敵なので風通しの良いところに保管するようにしましょう。トルソーがあるとかけておけてとても便利ですね。
 

医療用ウィッグを快適につける工夫

夏場は蒸れて暑いので、医療用ウィッグ着用者のみなさんの大きな悩みとなっています。
そんな時のお勧め方法が、「保冷剤」です。
保冷剤をアンダーネットに入れて、その上からウィッグをかぶると頭がひんやりして快適。
また、一日中つけっぱなしにせず、途中で外して頭皮を拭いたりウィッグに風を通して湿気を逃すこともおすすめ。
屋外を歩く際は、なるべく日傘をさして直射日光を避けるようにしましょう。
一日使った後は、医療用ウィッグ専用のシャンプーでしっかり洗い、トリートメントで保護して十分に乾かします。この毎日の一手間で、夏場でも快適にウィッグを着用できますよ。